第2分科会 大学・短大・高専図書館  午前・午後

 テーマ:「研究支援と図書館」

 近年、大学図書館を取り囲む教育・研究環境は大きく変化しており、限られた人員・予算・設備の中で、オープンアクセス推進への対応を求められるなど、図書館職員の役割・業務も多様化・高度化している。そういった中にあっても、研究者に対する日々の活動支援は、デジタル・非デジタルを問わず、大学図書館に特有の業務として極めて重要な位置を占めている。

 本分科会では、図書館職員及び研究者が、お互いへの期待や要望、また、図書館に対する想いについて意見交換することで、未来に向けた研究者支援のあり方や、今後の連携・協働の可能性について考えるきっかけとしたい。

≪午前≫

【基調講演】ウェルズ 恵子(立命館大学文学部国際コミュニケーション学域 特任教授)

      「図書館が闇に光を差し向ける時:差別法時代のアメリカで自己尊厳を育てた黒人作家たち」

≪午後≫

【基調講演】河部 壮一郎(福井県立大学恐竜学部 教授、福井県立恐竜博物館 研究員)

「恐竜研究にみるデジタル・ライブラリーの力」

【事例報告】諏訪 敏幸(大阪大学)

      「図書館員として研究者と働く×研究者として図書館員を見る」

【ディスカッション】

     <ファシリテーター>

     野村 美千江(聖カタリナ大学 副学長)

≪関連事業 (ポスターセッション)≫

「わが図書館のいち“推し”紹介」
 第2分科会の関連事業として、ポスターセッション「わが図書館のいち“推し”紹介」を開催します。
 当セッションでは、各大学・短大・高専図書館における特色ある取組みや工夫を、ポスター形式で紹介します。